敷地は葉山町の小高い土地で、緩やかに道路が曲がっている角地にあります。
緩やかに曲がっているので、敷地北東側はR状になっています。
また、高低差があり、道路が北に向けて下がっています。
自ずと駐車場の位置が決まります。
南・西側は隣家建物が面していますが、風致地区の土地柄、比較的ゆったりと建っています。
現調の際に、既存建物が建っていたことから、施主と2階からの景色や1階の周りの環境「緑・山並み」を一緒に確認出来たことで、その後の設計打合せはスムーズに行われました。

構造設計・設計・大工さんの技術力を駆使しながら、周辺環境に溶け込みながらも、個性のある建物・空間で応えられたと思います。
見どころの多い住まいです。是非ご参加ください。

今回の建物は、片流れの屋根の外観と高低差のある敷地を生かしたインナーガレージが特徴のお家で、玄関には広い土間があり、段差のある１Fガレージと階段でつながっています。
2階のリビングは勾配天井で開放的な空間となり、中央に位置するロフトへ続くストリップ階段を中心に、回遊性のある使いやすい動線の間取りとなっています。
この寒い季節の機会にぜひラボワットの性能を体験してみてください。