茅ケ崎市中海岸の住宅地に建ちます。
敷地は袋小路に面し、廻りも低い建物が多く、静かな印象でした。
南側に隣家の専用通路があり、南東に緑と視線の抜けがあることから南東に面した居間とダイニングの配置となりました。

１階に寝室・水回りもご要望されておりましたので、２階は出来るだけシンプルに凸凹ない様に、長方形の切妻でまとめ、1階の屋根が綺麗に見えるようにプランと屋根を検討しました。
最終形は、道路側から、寝室や玄関、東に向かって居間・ダイニングを続けて、平屋の屋根を作りました。
2階部分は道路から引いた部分で構成し、道路側には平屋の印象の顔を作っています。

内部は障子のご要望から、中庭に面した居間とダイニングのサッシのみ大開口とし、全開放の障子を仕込みました。
床面積が31坪ながら、敷地全体にゆったりと配置し、内部も平屋の斜め天井を生かした大らかな空間になっています。

その他、勾配天井でつながる居間とダイニング無垢杉の床材や枠材、全開放できる障子・大開口サッシ大工さんの造る造作家具、キッチンやトイレの収納等々、見所の多い住まいです。
是非、ご参加ください。